肝斑に効く!?
レーザートーニングってなに?
「とにかく美肌になりたければレーザートーニングを受けていたら間違いない」という話をよく聞きませんか?でも、何に効くのか、そもそもレーザートーニングが何か分からないし迷うなあという方にご説明しますね。
レーザートーニングがおすすめなのはこんな方
・肝斑が目立つ
・シミやソバカスをなくしたいけど治療後の絆創膏やカサブタは避けたい
・くすみをなくして、肌の透明感を出したい
・ADM(遅発性真皮メラノサイトーシス)を薄くしたい
・ハリのある美肌になりたい
・毛穴を引き締めたい
・肌の色むらを改善してトーンアップさせたい
目次
- レーザートーニングとは?
- メリットは?
- 注意点
・レーザートーニングとは?
レーザートーニングとは肝斑を改善できる数少ない治療法の一つで、1064nmのYAGレーザーを用います。シミを治療する他のレーザー(ルビーレーザー=694.5nm,アレキサンドライトレーザー=755nm)より波長が長いため深い真皮のメラニンにまで到達することができます。肝斑やADM(遅発性真皮メラノサイトーシス)は基底層より下の真皮にメラニンが存在するため1064nmという長い波長は大変有効です。しかし、強い出力で照射すると皮膚にダメージを与えてしまう恐れがあります。
弱い出力でメラニン色素をマイルドに破壊することが副作用がなく効果を上げる重要なポイントになります。
当院のYAGレーザー「スペクトラ」はレーザー光の形状を「トップハット型」にすることでムラなく均一な照射を可能にした最先端の技術が搭載されています。 通常のレーザー光の先端は尖っているため中心が強く周囲が弱くレーザーの照射にムラが生じてしまいます。つまり強すぎるところと足りないところができてしまうのです。強く照射された部位は色素沈着や逆にメラノサイトが破壊され過ぎて白斑になってしまうリスクがありました。一方、「トップハット型」のスペクトラレーザーは均一に照射できるためそのリスクは回避できます。つまりメラノサイトに余計な刺激を与えず、メラニン色素だけを安全に確実に破壊することが可能なのです。
・メリットは?
他のQスイッチレーザーやフォト治療に比べて、治療中の痛みや皮膚への負担が少なく、腫れや赤み・カサブタなどの「ダウンタイムがほとんどない」のが大きな特徴です。照射後に軟膏や絆創膏は不要です。
さらに、レーザートーニングはその加熱作用で皮膚を引き締め、血流を良くし、真皮のコラーゲンを増やしてくれます。くすみ改善や肌色のトーンアップ、色ムラがなくなり、直後から肌の透明感と張りを実感できます!
また、顔脱毛として効果的で、美肌治療と同時に顔脱毛もできる、とにかくオールマイティな施術です。
・注意点
こんなオールマイティなレーザートーニングですが、注意点もございます。それは「日焼け」です。これはどの施術もそうですが、「日焼け対策」は徹底してくだいね。また、レーザーを当てた後は、保湿もしっかりと行ってください。せっかくの効果が落ちてしまいます。
稀に好転反応として吹出物が出てくることもあります。しかし、これは悪化しているわけではないので安心してくださいね。大体1週間ほどで治ります。
・まとめ
Qスイッチ付きのシミ専用レーザーのように局所的に集中して照射し、一発で除去する様な強い治療ではありません。お話ししたように弱い出力でメラニン色素をマイルドに破壊することが副作用がなく効果を上げる重要なポイントになりますので、月1回×6回以上の回数を重ねる必要があります。
絆創膏も不要でダウンタイムがないので周りにバレずに着実に美肌に近づけるのがレーザートーニングの大きな魅力です。また、当院では繊細でお悩みの多い目周りも治療できる技術と経験の豊富なベテラン看護師のみが行う施術になっておりますので、安心してご相談ください。