Dr.Joia式PRPF注入法
- 向いているタイプ
皮下組織が減少して凹みがある部位はほとんど全て適応になります。
例 ・目の下のクマ、凹み
・ほうれい線、マリオネットライン
・頬のコケ
・前額部(おでこ)の凹み、しわ
・首のしわ
・血管の浮いた手の甲(ボリュームロスによる手背の老化)
・手術やケガの後の凹み、くびれ
- 施術の詳細
身体にケガなどの組織損傷が起こった時、いち早く血小板が凝集して止血し、 次に免疫細胞のマクロファージが来てb-FGF(成長因子の一種)を放出すると、傷を治すプロジェクト=組織再生が始まります。 そして修復が完了するとその反応は自然に終了します。 この本来人間に備わっている再生能力をうまく利用したのがPRPF療法です。 PRPFを組織の不足している部分に注入すると傷を治す反応と同じような生理的反応が生じて組織(主に脂肪組織や皮膚の組織)を再生させることができます。 PRPFは注入後すぐにゲル化し局所に留まり、1ヶ月後に注入量とほぼ等しい量の組織に置き換わります。その後ボリュームが増え続けることはありません。
単にPRP(多血小板血漿)に成長因子の一種(b-FGF)を足したもの=PRPF療法ではありません。PRPF療法と呼ぶには細かく精密な作製基準と施術プロトコールがあります。 サイトカインの働きと免疫反応、創傷治癒機転への深い理解と研究の末、考えうる限り生理的な条件で安全かつ理想的な組織再生を可能にしたPRPF療法は当院院長オリジナルプロトコールです。 2010年以来、大きなトラブルや後遺症もなく現在では医学専門誌の執筆や国内外のシンポジウムや講演に招かれるなど高い評価を得ています。
- ダウンタイム・術後経過
個人差はありますが、最大1〜2週間程度です。
- 副反応・リスク
赤み、腫れ、皮下出血、注入時の疼痛、術後の鈍痛、膨らみ過ぎ(過剰注入の場合)など