陥没乳頭手術
- 向いているタイプ
乳頭が突出していない方で、指でつまみ出せない方
- 施術の詳細
乳頭を観音開きに切開し、乳管を取り巻いている硬い繊維性の組織や、乳頭内に入り込んでいる乳腺組織を注意深く切除し、乳管を露出させます。
重症の陥没乳頭の場合は真皮弁を一対作製し、真皮弁同士を縫着させて橋渡しを作り後戻りの防止とします。
自然に乳頭が突出したのを確認したのち、立ち上がりのくびれを作製し、乳頭を互いに縫合します。
- ダウンタイム・術後経過
抜糸までの約2週間です。
- 副反応・リスク
皮下出血、腫れ、傷跡の赤み、炎症や感染症のおそれ、乳頭の血流障害、壊死、再陥没。
※妊娠中、授乳中の方はできません。
※術後は、3ヶ月ほど、乳頭が圧迫や摩擦による刺激を受けないように保護する必要があります。
また、術後も吸引器による再発防止を推奨しています。