美容外科・形成外科・再生医療 京都 烏丸御池駅 徒歩1分 English

症例写真

火傷によるケロイド

熱い油によるⅢ度熱傷後7か月初診時 右頬から顎に至る厚い肥厚性瘢痕と拘縮(引きつれ)により右下眼瞼が下方へ引っ張られています。 *Ⅲ度は皮下組織まで傷害が及ぶレベルの熱傷です。

施術名
顔面瘢痕拘縮形成術、 有茎皮弁作製移動術、瘢痕切除術
年齢
6歳:男性
施術内容
【 初回の手術デザイン 】

ーーデザインのポイントーー
・口角の方向を健側に一致させて引き上げる。
・オトガイ唇溝(mentolabial fold)に繋がるラインを創が横断しないことを条件に最も厚い部分のケロイドを切除する。
・上下方向に伸展させる。

上記3点を重視して連続の変則型の皮弁をデザインした。斜線部は切除するケロイド部分である。

ーー術直後ーー
・上下方向には伸展させ、左右方向にはケロイドを切除しつつ皮弁を入れ替えて口角の左右対称性も得られている。

術後2年
経過と後療法の詳細

1週間後に抜糸
   ↓
抜糸直後から創部と残存ケロイドを含めた範囲をスポンジとテープで圧迫固定。
さらに頚部固定コルセット装着3ヶ月間。
これらを全て24時間毎日行う。
   ↓
徐々に厚かったケロイドが平坦化し、約1〜2年かけて皮膚の質感が正常化して行く。
リスク・副作用
皮下出血斑、腫脹、疼痛
ダウンタイム
10〜14日
抜糸は術後7日目
税込費用

¥1,000,000〜

※面積・皮弁の数によって異なる。

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