左前腕ケロイド切除術
中学生時のツベルクリン接種痕からのケロイドの患者様です。高校生時に切除術のみ受けられましたが、まもなくケロイドは再発、次第にケロイドが拡大し痛みが増して来たため、根治目的に当院へ来院されました。 ケロイドを単純に切除するには横幅が広過ぎましたので、皮弁デザインを駆使して歪みや緊張のない創に仕上げました。 術後電子線照射20Gy、コルセットによる肘関節固定3ヶ月施行しています。 現在術後8年が経過していますが、再発は認められません。 ケロイドの術後は少なくとも3年以上経過観察が必要と考えておりますので、長いお付き合いになります。
- 施術名
- 左前腕ケロイド切除術
- 年齢
- 30代:男性
- 施術内容
- ・ケロイド切除術、
有茎皮弁作成移動術(Z-plasty 2箇所)
・術後電子線照射20Gy
・術後療法 テーピング及び
コルセットによる肘関節固定3ヶ月間 - リスク・副作用
- 疼痛、出血、腫れ、皮下血腫
- ダウンタイム
- 約1週間
- 税込費用
¥330,000(税込)〜
※面積、皮弁の数によって異なる。