美容外科・形成外科・再生医療 京都 烏丸御池駅 徒歩1分 English

症例写真

前胸部ケロイド (重症例)

熱傷後の広範囲重症のケロイドの患者さんです。総合病院の形成外科で軟膏処方のみで経過観察されていました。 拘縮(ひきつれ)が酷いので背筋を伸ばすことができず、成長にも深刻な影響を及ぼしてしまいます。 •連続Z形成術 • 5-flap を組み合わせて手術デザインを工夫し、ひきつれを解除しました。さすがに皮弁だけで皮膚の欠損はカバーし切らなかったので、側胸部から取った小さな植皮を追加しています。 術後、ひきつれ(拘縮)が再発しないために接着スプリントによる圧迫とコルセットによる固定を3ヶ月以上行いました。これは後療法と言って、結果の半分を決めるほど大切なことです。 手術時は5歳児だった患者さんはもう小学生高学年になりました。今のところ背筋をピンと伸ばしてもひきつれることはなく経過しています。 このように重症の火傷によるケロイドも適切なデザインによる形成外科手術と丁寧な後療法でここまで改善することができます。 ケロイドや傷痕治療は後療法が3ヶ月続くので、一緒に山を登る気持ちで励ましながら治療にあたっています。良く頑張ってくれた患者さんに拍手です!

施術名
前胸部瘢痕拘縮形成術 / 有茎皮弁作成移動術 / 全層植皮術 / 腹部瘢痕拘縮形成術
年齢
5歳
施術内容
両肩〜上腹部までの広範な肥厚性瘢痕の拘縮=引き攣れを連続Z形成術と有茎皮弁の入れ替えにより解除し、
上下方向へ伸展させる。
次に皮膚欠損部へ右側胸部からの全層植皮を施行。
術後は接着スプリントにてケロイドの上下方向への伸展と圧迫を3ヶ月〜部分的には6ヶ月継続。
リスク・副作用
副反応:皮下出血斑、腫れ、疼痛。
リスク:皮下血腫、皮膚壊死
ダウンタイム
1〜2週間
税込費用

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