QスイッチYAGレーザー治療
- 向いているタイプ
・表在性のシミ:そばかす、老人性色素斑、日光性色素斑
・深在性の色素斑:太田母斑、後天性真皮メラノシトーシス(ADM)、扁平母斑、カフェオレ斑、異所性/持続性蒙古斑
・その他:外傷性刺青など
- 施術の詳細
太田母斑、異所性蒙古斑ともに、QスイッチYAGレーザー治療による効果が期待できます。濃さ、深さにより治療回数は異なりますが、5~10回程度を想定していただければよいでしょう。治療の際にはゴムで弾いたような痛みがありますが、麻酔テープや麻酔ジェルを使用して、痛みを和らげることができます。お子様、また成人の方でも治療が広範囲に及び強い痛みが予想される場合、全身麻酔下で治療することもあります。
太田母斑
顔面の中でも特にまぶた、頬、目周り、前額部に見られる青あざのことです。メラニン色素が分布する深さ・密度によって色は多少異なります(褐色の場合も)。女性に発症する場合が多く早発型(生まれつき)と遅発型(思春期、妊娠、出産を期に発症)とに分けられます。異所性蒙古斑
一般的に生後1~4週間頃にお尻や背中に見られ、5~6歳ごろまでに自然に消える蒙古斑と異なり、通常の部位以外に出現するものを指します。また、蒙古斑と違って消失しないことが多いので、気になる方には治療をおすすめしております。
- ダウンタイム・術後経過
かさぶたが形成され、はがれるまで約1週間~2週間程度です。色素沈着が起こった場合は、通常数か月~長くても1年ほどで消失していきます。
- 副反応・リスク
赤み・腫れ・ひりつき・色素沈着 など