ここ最近、インフルエンサーの中で流行っている「ぷるぷる注射」。話題の再生医療として、高額ながら人気の高い施術ですよね。だけど、そこにはなにも危険性がないのか、そもそもどんな施術なのか分からないと思う方も多いのではないでしょうか?
ここでは、長年再生医療と向き合ってきた医師がしっかり解説していきます。
目次
・ぷるぷる注射ってなに?PRPFとの違いは?
・シコリができる危険性
・危険を回避するのに重要なこと
・そもそも、ぷるぷる注射ってなに?PRPFとの違いは?
そもそも「ぷるぷる注射」とは名称で、自身のPRP(血小板の成分が濃縮されたもの)にFGFを配合したものをボリュームアップしたい額やこめかみなどに注入する施術です。
ここで勘の良い方は「Dr.Hayashi式PRPF療法と似てない?」と思った方もいるのではないでしょうか?そうです、原理は同じです。しかし、プロトコル(方法)が違います。作成の仕方が少し違えば、結果やリスクも大きく変わってしまうのが再生医療の難しいところの1つと言えるでしょう。
また、Dr.Hayashi式PRPF療法は毎年ワークショップを開催しており、院長より直接全国の先生方に使用方法を指導しているため、安全性も高いです。
・シコリができる危険性と原因
成長因子の配合量や注入する肌の層が少し違げんいん、無駄に増えすぎたコラーゲンなど原因でシコリができます。お肌の表面に凹凸ができたり、膨みすぎてしまったりする危険性があります。これらは「ぷるぷる注射」だけでなく、PRPに成長因子を配合して注入する肌の再生医療の全てに対する危険性といえます。これはプロトコルの違いや医師の技術によって生じる危険性と捉えると良いと思います。
・危険を回避するのに重要なこと
しかし、これらの危険性は医師やクリニック選びで回避することが可能です。シコリなどは正式な手順を踏んでいれば、そもそも起こり得ないはずなのです。もし、みなさんが肌の再生医療をお考えの場合は、下記の情報を頼りにしてみてくださいね。
厚生労働省の厳しい審査の基準を満たしたクリニックであること
第二種・第三種再生医療計画番号を取得しているか確認してくださいね。
専門性があり、経験が豊富な医師であること
例えば、当院の院長の場合は日本美容外科学会JSAPAの再生医療安全委員会の理事であり、美容医療における再生医療の安全な使用法と啓蒙の指導にあたっています。