赤あざ

苺状血管腫

     

生後間もなく見られる、赤くやわらかい血管腫のことです。治療せずに放置しておくと、数カ月で急激に大きくなるものもあります。

【治療法】

                                                                   

当院では、ドライアイス治療と並行してダイレーザー治療も行っています。血管病変専用のレーザーであるダイレーザーの中でも、V-beam2を採用しています。苺状血管腫は3~5歳までに消える自然にケースが多いため、かつては特に治療をしないことが主流の時代もありましたが、瘢痕を残してしまいます。 ダイレーザーは安全で効果が高く、早くきれいに血管腫を消すことができます。生後できるだけ早く治療を開始することが大切です。

単純性血管腫

     

もっともよく見られる赤あざの一種です。皮膚の表層に大量の毛細血管が存在するため、濃い赤が目立ってしまうものです。

【治療法】

                                                                   

V-beam2を使用する治療で、色を薄くすることができます。苺状血管腫のように、ある年齢になれば消えるものではありません。治療をせずに放置しておくと、血管腫そのものが分厚く、表面にも凹凸が発生し、肌の滑らかさを失ってしまうことがあります。そうなるとV-beamの効果も期待しにくくなり、またお化粧でのカバーも困難となります。早期に治療を開始し、継続することがなによりも大切です。治療開始が遅れてしまったもの、赤みが濃い・深い場合など、V-beamによる治療では不十分な場合、硬化療法(血管を固める薬を注入する方法)を併せて行い、効果をより確かなものとすることができます。

毛細血管拡張症

     

毛細血管が拡張し、肉眼で確認できるほどに太く目だってしまう症状です。

【治療法】

                                                                   

V-beam2による治療を行います。血管の太さや深さに応じた適切な出力で照射します。

Vビームについて

     


Vビームは血管の赤みに反応するダイレーザーという種類のレーザーで、当院ではシネロン・キャンデラ社のVビーム2(Vbeam 2)という器械を採用しています。血管腫(赤あざ)や毛細血管拡張(主に鼻やほほにあるちりちりとした赤み)に保険適応があります。お子様の赤あざ、血管腫(単純血管腫、乳児血管腫、いちご状血管腫)の場合には、早めの治療をおすすめします。
これ以外に、酒さによる鼻やほほの赤み、ニキビあとの赤み、ケロイドや傷跡の赤み、妊娠線の赤みにも効果があります。ウイルス性いぼでも血管が表面に上がって来ていますので、効果が期待できる場合があります。

【治療の間隔】

                                                                   

Vビームは2週間に一度の照射が望ましいとされています。1ヶ月や2ヵ月空いても大きな問題はありませんが、短い間隔で照射したほうが効果は早くあらわれます。

【Vビームのダウンタイム・副作用】

                                                                   

Vビームはシミのレーザーとは違い、通常はかさぶたを作らないため、比較的ダウンタイムの少ない施術になります。レーザーの出力や打つ場所により、ダウンタイムは様々です。副作用で最も多いのは、照射後の赤みと軽いむくみです。特に、ほほなど、顔の広範囲にVビームを照射したときに出やすいです。通常は当日のみもしくは翌日まで程度で、その後は問題ないことが多いです。ただし、個人差があります。(出力を上げるほど、むくみは出やすくなります。)また、強くVビーㇺを打った場合には内出血が出て紫色になります。生まれつきの赤アザ、血管腫にVビームを打つ際には、内出血が出る程度の強い出力で打たなければ効果を期待できません。そのため、2週間程度内出血で紫になることをご理解いただき、強めの出力で照射しています。一度は紫色になり目立ちますが、1−2週間ほどで内出血は吸収されて消えていくため心配しなくても大丈夫です。

※Vビームのあとお化粧はできますか?
レーザーを当てた直後には軽度の赤みとむくみが出る程度ですので、お化粧をしてお帰り頂くことが可能です。